梨の剪定
 「せんてい」

我が梨園で1番大きく、果実も沢山育てる幸水(こうすい)の果樹です。

切断する音も確認できます。

(梨の棚作り)
梨の樹は、梨棚の全体に光を入るように均一に当てる事で、品質の安定と作業能率を
図り棚面に背負わせる棚式栽培方法としている。

 (樹勢強) 
剪定のポイントは、園・木をよく観察する事が大切である。

(基本 剪定時期)
適期は、2月末まで「遅れると、展葉、枝の伸び出しが悪くなる」。
剪定作業が終わり、梨の枝には大きくふくらんだ芽が動き始めています。

樹勢のバランス)
樹木の骨組みの枝と側枝「結果枝」の強弱、主枝〜亜主枝〜予備枝側枝まで樹木の基部の
先端部の強さがあるか図る。




(作業に使う道具)
   
剪定用のこぎり     はさみ       カッター      紐(ひも)

チェンソー

幸水 第1農場
我が梨園で1番大きく、果実も沢山育ててくれる幸水(こうすい)の果樹です。


右の写真は、主枝の下位置は最高の枝ですが、枝の左右の位置から結果枝になるような予備枝が
作れず同じ位置からの枝を予備枝として育成させる。

良い予備枝になる様に育成させるのです。



古くなった枝には花目がなくなり品質が悪く、結果枝のバランスが悪くなるり、充実した花目を作り
古い枝順からのこぎりで切り落とす作業です。



殺菌剤を塗る作業
      
(A)          (B)           (C)         (D)
太くなった(A)結果枝を切り落とし、のこぎりで切断した(B)部分には、殺菌剤入りのペーストで(C)筆で
塗りこむのです。
(D)の殺菌入りのトップジンM(ペースト)塗りは、3月上旬まで

毎日行う作業です。





切断した枝を運搬車にのせ広場に枝を積み上げる。

      
左側                       右側
今年に長果枝とした作られ花芽です。   2〜3年目の短果枝に作られる花芽です。
長果枝(今年に結果枝として作った枝からの花芽です)

梨を生産する枝芽のポイントは、この芽の位置から育てるのが良い果実になります。



幸水 第1農場 剪定終了
結果枝を梨棚に伸ばし水平にひきつめた様子です。

この仕事は、3月下旬までの仕事は、私1人で行います。





  

剪定した枝は、燃やす事によって有機物資材炭を畑に撒き土と混ぜます。

安上がりの資材を作ってま〜す。



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